2008-11-30から1日間の記事一覧

「考える技術としての統計学」 飯田泰之 4

回帰分析のプロセス 理論的仮説や経験から、説明される変数とそれを説明する変数のあたりをつける できる限り多くのサンプルを収集する 説明変数によって被説明変数の説明を試みる 回帰係数は、ある説明変数の値が1増えたときの被説明変数の平均変化量を表す…

「考える技術としての統計学」 飯田泰之 7

経済学における統計 統計で問題発見 経済成長に関する定型化された事実 経済成長率に長期的な低下傾向はない 資本の収益率は長期的に一定である 労働者ひとりあたり資本は増大しつづける 資本と算出の比率はほぼ一定 資本の取り分と労働の取り分の比率はほと…

「考える技術としての統計学」 飯田泰之 6

予測できるものとできないもの。 AR(1)モデルでρがちょうど1の場合今期の値=前期の値+今期のショックとなる。このような状態にしたがうデータはランダムウォークするといわれる。(定数がつく場合いはドリフトランダムウォークと呼ぶ)ショックの平均値は0なの…

「考える技術としての統計学」 飯田泰之 5

時系列による未来予想 何かを予測したいとき、回帰分析は強力な予測の手段である。だけどそれでは十分じゃないときもある。 「Aがaだけ変化したら,Bがbだけ変わる」と分かっていたとしても、そもそもAがどれだけ変化するのか分からないと意味ない。 そもそも…