2008-12-07から1日間の記事一覧

ミクロ経済学 戦略的アプローチ 梶井厚志 松井彰彦 8 市場取引

戦略的取引 市場にはプレーヤーが2人いる 商品は一種類のみで、私的財である。 プレーヤー1は商品を一つだけ持っている。 プレイヤー1を売り手(Seller)と呼ぶ。 プレイヤー1は、自分にとっての商品の価値がSだと知っている。 プレーヤー1は商品を持っていな…

ミクロ経済学 戦略的アプローチ 梶井厚志 松井彰彦 7 公共財 5

メカニズムデザイン 公共財から得られる個人の余剰の総和が公共財の費用を上回るならば、公共財を生産すべきであり、そうでないならば、生産すべきでない。 個人の余剰が個人情報になっているとき、素朴に各個人に公共財生産の是非をたずねて公共財生産の意…

ミクロ経済学 戦略的アプローチ 梶井厚志 松井彰彦 7 公共財 4

修正 Groves-Clarke メカニズム 修正GCメカニズム 生産するしないに関わらず、もし相手が費用の均等割りよりも高い申告をしているならば、申告額と均等割額の差額が自分の負担金に追加される。 もしなら、プレイヤー1の負担金の追加分はとなる。この負担額は…

ミクロ経済学 戦略的アプローチ 梶井厚志 松井彰彦 7 公共財 3

(http://wiredvision.jp/blog/kojima/200710/200710272250.htmlの記事も参考になる。) Groves-Clarke メカニズム 評価の申告額を変えることによって、自らの負担金を減らすことができた事に問題があった。正しいインセンティブを与えるには、負担金が申告額…