2008-11-27から1日間の記事一覧

「考える技術としての統計学」 飯田泰之

思考の3形式 帰納 もともと統計に向いている考え方。 統計は「たぶん」や「ほぼ」みたいな曖昧な言葉じゃなくて「95%どうだ」とか言えて便利。 演繹 前提が正しいかどうかを調べるのに統計が活躍(ミクロ実証分析など)。 結論が妥当かどうかを統計で調べて答…

「完全独習 統計学入門」 小島寛之 8

母平均μと標本からの統計量Tの計算 母平均μの正規母集団からのn個の標本に対する標本平均をとし標本標準偏差をsとすると、これらから計算される=(標本平均-母平均)/(標本標準偏差) * √自由度 は自由度(n-1)のt分布に従う。t分布ははっきり相対度数がわかって…

「完全独習 統計学入門」 小島寛之 7

統計量W 統計量Wは以下のように定義される。W = {(標本)-(標本平均)}の2乗÷(母分散)の和 標本分散と統計量Wの関係 一般正規母集団からカイ2乗分布するWの作り方 母平均μ、母標準偏差σの正規母集団からn個の標本を観測しW = {(標本)-(標本平均)}の2乗÷(母分…

「完全独習 統計学入門」 小島寛之 6

標本分散 標本から計算される分散を標本分散と言う標本分散の求めかた 標本平均を計算する 各標本から標本平均を引いて偏差を作る 各偏差を2乗して合計し標本数で割り算する 標本分散 s^2=1/n Σ(偏差)^2 自由度nのカイ2乗分布をするV 標準正規母集団からn個…